やられた!

人間は一般的に自分を特別と思う傾向があるらしくて、
マス・コミュニケーションの分野ではそのような傾向に基づいた
効果を「第三者効果」と呼んでいます。

それはコマーシャルを見たとき、自分はこのコマーシャルに何も
影響を受けてはいないけれども、他の人たちはすごく影響を受け
てるよね、と思う傾向のことなんです。

例えば、
茂木健一郎さんってすごくテレビに出てるよね、
俺はべつに影響を受けないけどさ、他の人は茂木さんから
影響受けてるよね、っておもうことです。

ただしそう思っているから影響を受けていないというのではなくて、
知らず知らずのうちに茂木さんに影響されてクオリアがどうのこうの
と突然言い出す・・・

     
        茂木健一郎・田中洋著 「欲望解剖」 幻冬舎文庫 より



ある、大いにある。
流行りものには興味ないとか言いながら、しっかり洗脳されている。(><)
人にしゃべってるかどうか自覚はないけど、敬遠したり、影響されないで
おこうと思うこと自体、影響を受けてる証拠なんですね。


それはさておき、この本めちゃくちゃおもしろい。
マーケティングの奥深さ、マーケティングの歴史、またこれからの在り方、
欲望との関係、クオリアとは? 人の行動、愛について・・ くいつくところ満載です。

そういう仕事に携わってない方が読んでもおもしろいとおもいます。
最近流行りのSNSやブログを利用する方、インターネットをする方、
テレビをよく見る方、要注意ですよ。

- | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0)

生き様

生命の役割は、バトンに乗せて思いを次代へつなぐことである。

バトンをつなぐことは大事であるが、それだけが目的ではない。

バトンをつなぐのに、どんなすごい走りを見せたのか、それが次の
ランナーを励ましもすれば、テレビの前の観衆をも魅了するのである。

苦しそうな顔をして、落とさないように落とさないようにおっかなびっくり走って
北京オリンピックの日本男子リレーのような走りができるだろうか。

胸を張って、思いに忠実に、全力で走るからこそ、
皆が感動するのではないだろうか。



不思議なことに、忍従に忍従を重ねた人生は、極めて日本的であることもあり、
皆から尊敬はされる。

けれども、実は皆を惹きつけて止まないのは、やりたい放題の人生である。

真似できないからこそ、魅了されるのかもしれないが。

もちろんやりたい放題といっても、人の道にそむくことはできない。

けれども社会的な善悪でいうと必ずしも善ではないかもしれないが、自分の思いに
準じたのであろう人生は、後ろ指をさされるどころか、不思議と潔いものでもある。

なので、自由に生きた人生は皆から尊敬はされないかもしれないが、愛される。

そして心地良い清涼感を残すものなのである。


                   大津秀一 著 「死ぬときに後悔すること25」(致知出版社)



最近よく思う。せっかくこの世に生まれてきて、立派な体をもらって生きてるのに
その自分を使いこなせないまま人生を終えたくないと。

外ばかり見ててはいろんなものに流されるし、頭で考えてもろくな答えは出ないが
内(自分)をよく見つめると本当にやりたいことが見えてくる。答えは自分のなかにある。

- | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0)

言葉*ことば

 
難題の無い人生は‘無’難な人生。

難題の有る人生は‘有’難い人生。



       「筆談ホステス」著者 斉藤里恵

- | 22:09 | comments(0) | trackbacks(0)

読書

 ヤホーニュースで『平成19年度、小学生が年間平均35、9冊の本を図書館で借りている」という記事をよみました。 統計は‘図書館を利用している小学生’を対象にしているので全小学生ではないけど、それにしても月平均3冊というのはすごいと思う。僕のその頃の読書量は・・ 読んでないからデータがないや。 苦笑
あと、上記のデータはあくまで図書館で借りた冊数だ。それプラス年間いくらかは買って読んだ本もあると思う。そうおもうと、‘ほんとに活字離れ?’っておもう。



そういや、いつだったか某新聞に「30〜40代サラリーマンの読書量が一番すくない」と書かれていた。 僕の世代だ。(><) 
しかし本屋で見る客層はその世代サラリーマンが圧倒的に多いのであまり実感がわかない。
あとマンガや趣味の本、実用書なども読書と呼ぶのかどうか?


さて、僕は今日あることを初体験しました。
そんな大げさなことではないのですが!(^^;)
朝起きてお風呂につかりながら本を読んだのです、半身浴読書。
とくにどうってことはないのですが気持ちが落ち着いて集中して
読めたとおもいます。
よかったらお試しください!


- | 11:05 | comments(0) | trackbacks(0)

MAN IN THE MIRROR

変えてみよう 一生に一度・・・
きっといい気分になる、変えてみるんだ
正しい方向に

(略)

まずは鏡の中の男から
心を改めさせよう
わかりやすいメッセージだ
世界をより善くしたいなら
我が身をふり返り、自分自身から変えていくこと

(略)

まずは鏡の中の男から
変えていこう



先日マイケルジャクソンの映画「THIS IS IT」を観た。
完璧なものを目指すこだわり、スタッフへの振る舞い方、
ダンスと音楽を通じて発しているメッセージ・・・ 感想は
語りきれるものではないけど、とにかくマイケルの熱い想
いに圧倒した。

子どもの頃、「スリラー」が大ブレイクし僕も人並みに
流行にのった。 しかしそれ以来、いろんなスキャンダルも
あり、正直あまりいい印象を持てなかった。
たまたま兄貴が強烈なマイケルファンで昔よくCDやビデオを
流していたが、僕には良さが理解できなかったし、自分でCDを
買ったこともなければ映画も見に行ったりすることはなかった。

なのに「THIS IS IT」2回も観に行くはめになった。
また人にもチケットを押し付けたりした。 
僕がわるいんじゃない、彼がそうさせた。(笑)

彼の偉大さを今ごろ知ったのは遅いかも知れないが、
でも今知れてよかった。

そして今ここから何か始めようと
僕のなかで熱いものがフツフツと湧き上がっている。

「THIS IS IT」おすすめです。

- | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0)

ありがとう。

今年、初めて稲作をした人から聞いたおはなしです。

「9月に稲刈りを終え収穫したのですが、自分は40キロあった。
しかしとなりの人は30キロだった。 」


ぼくは尋ねました。
「となりの人と面積は同じですよね?で、作りかたも
いっしょですよね? 教えてくれる人が一緒やから当然そうですよね!
なんでそんなに差があるんですか?べつにとなりの人になにか被害が
あったわけでもないんでしょ?」


そしたら、「ええ、それはなにもないです。 ただ、じつは私ちょっとあることをしてみたんです。」


私「え、なんですか?」


「まぁこれが理由かどうかぜんぜんわからないのですが、私、世話しながら毎回‘ありがとう、ありがとう’って言い続けながらやってたんですよ。」


私「感謝しながらやったんですね!」

「ええ。そうやって草抜きとかしてたら、ときどきとなりの人に‘なにブツブツゆうてんの?’って
聞かれたりしたんですけど、なにかは明かさずにずっとやってたんです。」




根拠はありませんが、なんかそれが理由のような気がします。

                               こんぶ



- | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0)

「いのちをいただく」

 またまたすてきな本と出会ってしまいました。



東京江戸川区のある本屋にて、タイトルにそそられて手にしました。
開いてみると中は絵本になっていて、
食肉加工センターで働くお父さんとその子供の物語でした。

すぐ読めるシンプルなストーリーだったのですが
こみ上げてくる感情はとても大きく、
読後‘この本をうちの子に読み聞かせをしたい’
いやその前に‘早く子供の顔を見たい、そして抱きしめたい’
そう思いました。


しばらく日が空いたのですが、決めたように子供とこの本を読みました。
夕ごはんの前に子供3人と僕で順番に読み回しをしたのですが、
まさかご飯前にみんなで本を読むという習慣はないので子供がどんな
反応をするか気にしてたのですが、みんな何の疑問を持つ様子もなく
読んでくれました。


子供たちの本を読む姿を見て、子供が学校で授業を受けている光景が
目に浮かびました。 ここんとこ授業参観にも行けてないしとても貴重な
子供の一面を見れて嬉しくなりました。

何度もつまづきながらも大きな声で読んでくれた下の子、
少しはずかしそうにしながらも、意外にスラスラと読んだ真ん中の子、
棒読みだけどストーリーに入り込んでいく表情を見せた上の子。


この「いのちをいただく」は、いただきますの意味や食べ物の大切さを
教えてくれたり、命の尊さを感じさせてくれる本です。
うちの子にもぜひ気づいてほしいなと思い読ませることにしたのですが
、もうこの時点で僕は満足してしまいました。 みんな一生懸命に
読んでくれたし、それにこの本は確かに素晴らしい本ですがいきなり
それを押しつけて「どう、わかった?」「だから感謝するのよ」というのも
ちょっと違うなぁとおもったからです。


読後・・・
「どんな話かわかった?」とだけ子供に聞きました。
そしたらみんな「うん、わかった。」と。


で、僕が「じゃそろそろご飯たべよか」というと
いつない大きな声で『いたーだきますっ!』と言ってくれました。
これでほんとにじゅうぶんです。
食事前の読書、初の試みでしたがやってみてよかったです。


翌日・・
夕ご飯前、下の子が「今日もあの本読もっか!」と言いいました。



                             byこんぶ

- | 15:04 | comments(0) | trackbacks(0)

『 迷ったら、危険な道に賭けるんだ!』

以前「自分の中に毒を持て」(岡本太郎著)という本を読んで
体に電気が走るような衝撃を受けたのを今でも覚えてます。

その本に書いていた「迷ったら、危険な道に賭ける!」この
言葉を最近ふと思い出しのたでちょっと実践してみたら即
いい結果が出始めビックリしています。


どんなことか具体的には書きませんが、しかし言えるのは普段
どちらにしようか?どうしようか?と迷った時、とうぜん幾通り
の道、結果を予測するのですが、それがいかに目先のことであって
事実とかけ離れてるかということです。

危険なほうを‘悪い結果になる’と勘違いしている!
逆に簡単そう、やれそうと思うほうが正解だと思っている!


しかし急げばまわれ!という言葉があるように、
ほんとにいい結果を望むなら‘甘い道’‘楽な道’に惑わされてはいけません。

一歩一歩踏みしめながらでないと進めない険しい道を歩むのが
結果近道になるということを実感しました。


べつに危険な道を恐れてるわけじゃないけど、今までめんどくさがることが
多かったと思います。


『迷ったら、危険な道に賭けろ!』
いまマイブームです。(^^;)


あらためて岡本太郎さんの偉大さを感じました。



以前は目に止まりませんでしたが帯にこんな言葉が書かれています。
『才能なんて勝手にしやがれだ』
『ダメ人間なら、そのマイナスに賭けてみろ』

力強い言葉ですね。
何も得なくても、何も変わらなくても今の自分に
じゅうぶん武器が備わっていて、すべての人に
チャンスが与えられているのだと思いました。


岡本太郎さん、すてきな言葉をありがとう!!

- | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0)

こくごの時間

 むかし子供のころ、こくごのテストがきらいでしかたありませんでした。
「作者はいったい何を言いたかったのでしょう?」という問いの答えが全然わからなかったからです。

正確に言うと、分からないというより自分に伝わった‘作者の声’がどうも先生が期待する答えじゃなかったらしいのです。 
みなさんもそんな経験ないですか?まぁ、だからというより勉強は全般にきらいだったのですが・・ (笑)

とにかく、学校の勉強では‘正解’が1つしかないので「まちがう」という落とし穴が待っているんですね。
なので小学校低学年のころは、先生の対してみんな元気に「ハイ!」と言って手をあげるのに、この「まちがう」を経験することによって高学年になるにつれて手をあげにくくなるのです。

ぼくもそうでした。 始めはね、とにかく目立つを優先してましたから(笑)分からなくても手をあげて、で当てられたときは大きな声でハッキリと“ワカリマセン!”って言って笑いをとってました。

もちろんそれを認めてほしいという訳じゃないのですが、なんでも言える“空気”であってほしかったですね。それが学級だとおもいますし。



さて、子供から大人まで集まってほしいなぁという読書会を開きます。
10月17日(土) 大阪市港区 石炭倉庫にて『読書述』というのを行います。

ここでは1つの物語から感じるもの想像できるものを自由に出し合い、無限の
物語、世界を創りたいとおもいます。

正解もありませんし、間違いもありません!


案内人は私こんぶです。
みなさんとまったりと語り合いたいとおもいます!
お待ちしています。  ニヤ!


「読書述」詳細 はこちら → http://www.honyakamo.com/

- | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0)

谷川俊太郎

 カムチャッカの若者が

キリンの夢をみているとき

メキシコの娘は

朝もやの中でバスをまっている


(略)


この地球では

いつもどこかで朝がはじまっている




谷川俊太郎さんの朝のリレーの詩の一部です。

昔、中学の国語の授業で習いました。


あのとき、意味も良さもまったく分からなかったのですが

いま読むとすごく味わい深いものがあります。



そう、意味など今でも分かりやしないのです・・・ (汗)



読むときに国語の先生のことを思い出すから

いいんだとおもう。


何度も何度も朗読してくれたK先生のしわがれた声、表情が

今でも鮮明によみがえります。


この「朝のリレー」にはとくに力を入れて授業していたような記憶があります。


そのおかげで僕はいま谷川俊太郎の本を手にすることができる。


科目関係なく、あまりまじめに授業を聞いてなかった僕が

せめてひっかかる詩があってよかったとおもう。

K先生に感謝!





この本「生きる」はミクシイの谷川俊太郎さんのコミュニティから出来あがった
本なのです。
投稿者それぞれの違った、様々な形の「生きる」が綴られていて
どの言葉もジーンときます。 
秋でしょうか、ほんとせつなくさせます。



会ったことのない人たち

名前もしらない人たち

どこに住んで何をしているのか

少女なのか主婦なのか

短大生なのか課長なのか

農民なのかフリーターなのかも分からない

でも日本語を話し書く女たち男たちが

脚で歩けないウェブの街角でお喋りしている

声が聞けないウェブのカフェで議論している

地図にないウェブの村はずれで落書きしている

そこはコトバによって創られる架空の世界

自分と他人をミックスできる未来へ開く小宇宙・・・



谷川俊太郎「コトバの波紋」より



それではおやすみなさーい!


                          こんぶ

- | 01:41 | comments(0) | trackbacks(0)